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​お 客 様 の ス ト ー リ ー

なぜアリア建築工房で家を建てようと思ったのか。

また、実際の住み心地はどうなのか。

このページではあるご家族が家を建てる前とあとで

ライフスタイルがどのように変化したのかをご紹介します。

私たち家族はこの家で救われました

アトピー体質の看護師が語る家の違い

はじめに

私は小さな頃から、小児ぜんそくとアトピー性皮膚炎を患っていました。随分苦しみました。両親も「この子は無事育ってくれるだろうか?」といつも心配していたそうです。

事実、小学校3年生ぐらいまで学校の授業はまともに受けていません。小児ぜんそくは父が友人から聞いていたという水泳で何とか克服できました。でもアトピーは高校2年生まで持っていました。

それが治まったのが、健康住宅に取り組んでいる父が建てた実家です。入居2か月目であれほど苦しんできたアトピーがうそのように治まったのです。

​父によると私の小児ぜんそくとアトピー性皮膚炎はダニが原因だったそうです。そのダニが繁殖できない住環境の整った家を父は建てたのです。

実家が建て替わってから、十数年。私もついに実家と同じ工法・性能の家を建てることが叶いました。

​このお話は私の実体験をものに私の感じたことを書き綴っております。私と同じような悩みを抱えておられる方やまたそのご家族等ひとりでも多くの方に知っていただき、家づくりを真剣に考えている方々に対して少しでも参考になれば幸いに思います。

​マンションでアトピーが再発

私は高校卒業後、看護師になりたく京都の看護学校に入りました。その看護学校卒業後、病院勤めを始め、しばらくした後、高校時代からお付き合いしていた主人と結婚しました。そして最初に住んだのがマンション。そこで困ったことが・・・治まっていたアトピーが再発したのです。

 

父に相談すると、まずは押入れのタンスを見るように言われました。主人とタンスを取り出して見てみると、なんとタンスの中から裏側までどこもカビだらけ。その状況を父に伝えると、それはアオカビでアレルギー・アトピーの原因になることを教えてくれました。

私達の住んだマンションは一階。父は「そのマンションから出ろ!」と言います。しかし、どこに引っ越しすればいいのかわかりません。父は「まず風通しの良い、二階建てのアパートを探せ」と言います。その後、その条件に沿ったアパートを探し当て、父の言葉通り二階に移り住みました。そして父から教えてもらった室内空気の入れ換えと湿度に注意する生活をしました。すると再発していたアトピーが治まったのです。

 

その後、長男と次男を授かりましたが、次の問題が発生。子供たちが大きくなるに連れ一階の居人から「音がうるさい!」と言われ、仕方なくそこを離れることになったのです。

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底冷えと湿度の高さに悩まされる

アパートの次は音問題も起きないようにと、一戸建ての家を借りました。借りた家は昔ながらの二階建て木造住宅。でも、またしても問題が発生。京都特有の底冷えの寒さと、湿度の高さに悩まされたのです。

 

アトピー体質の私。少し鼻炎のある主人。

そして長男はアレルギー体質になってしまいました。

 

そこで、またも父に相談。父は「ある程度の気密・断熱のある住宅を探せ!」と言います。

そして「確かな換気と湿度調整が整った家であること」と付け加えます。

 

主人と私は休日を利用して、住宅展示場などいろんな家を見て回りました。

でも父の目に適う家は、どこにもありません。

 

そこで決心。三人目の子供の誕生をきっかけに新築を主人に相談。

そしてこれ以上、このままの生活は無理と私達は判断しました。父が推し進めている健康住宅を建てることにしたのです。

アトピーが治まった自宅。その家が欲しい

高校時代からお付き合いをしていた主人は私のアトピーのことや、実家を建て替えてアトピーが治まった経緯などを知っています。

だから小さくてもいい、それと同じ性能のある家が欲しいと考えました。

建ててくださったのは、父が以前所属していたNPO法人健康住宅普及協会で、長年お付き合いがあるアリア建築工房様です(大阪府高槻市)。

岡本正社長様はとっても良い人で、なによりも誠実。現場監督の大井克也様も裏表のない気さくな人でとっても助かりました。
 
アリア建築工房様は、社長から社員さんすべて一級建築士。

こんなの、珍しいですよね。そして健康住宅に精通されています。

 

工事が始まるも、私達のいろんな無理も聞いてくださいました。

大変感謝しております。

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家中が暖かい

さて我が家が完成し入居したのが12月下旬。
住んでみると、今までの家とはまったく違います。

まず玄関に入ると暖かさが違います。
どう言ったらいいのか、足元から全身を包み込むような優しくて、そしてやわらかな暖かさなのです。
しかもそれが玄関から家中にあるのです。

​そして次に空気の質の違いに気づきました。

「ああ~この空気だ~」と深呼吸したくなる爽やかな空気なのです。もうこれだけで十分満足でした。

​この家では、今まで住んできた家のように「早くパジャマを着なさい!カゼをひくでしょう!」なんて言わなくていい‟ガミガミ”が思いっきり減った家なのです。

そして驚きは、この家に移り、主人が一度インフルエンザにかかっただけで、それ以外家族全員一度もカゼをひいたことがないのです。

カゼをひきそうだなと思うと室温を少し高めにし、風呂に入って寝れば悪化することはありません。そしてその風呂も冷めにくく、主人が遅く帰って来ても少し熱湯を足せば十分なのです。

冷たくない床に大満足

三人の子供たちは外が雪でも年中素足。そして急におとなしくなったと思えば、床の上でうたた寝をしている子もいます。以前の家では考えられないことです。

けれど、それでもカゼをひいたことがないのです。

床暖房がなくても床が冷たくない・・・こんな素晴らしいことが、この家にはあります。

ところで主人のお母さんが、私の家によく手伝いに来てくださいます。そしてその時、寝られるのがこの床。

普通、床で寝ると言えば「ええ~そんな・・・汚れが・・・」ってことになるでしょうね。でもこの床には、汚れのイヤな感じがまったくありません。

床材は桜の無垢材。塗装はしていません。

 

けれど最初、小さな子供いるから当然床は汚れる。塗装をしようかと主人と相談しました。

その床で寝るなんて想像もしなかったです。

でも岡本社長様から「汚れは雑巾で拭けば、簡単に取れるます。ネチャッとした感じも消えますよ!」と教えていただいていたのです。主人も私も汚れを見つけると、直ぐに雑巾掛けします。すると汚れが消え、みごと肌触りの良い床になります。

岡本社長様は、「床材は硬いものに限ります。やわらかい素材だと‟ささぐれ”など、素材の一部がはがれ、ストッキング・靴下の破れ。下手すれば、足の裏に刺さることがあり怪我します。その意味でも硬い桜の木をお勧めしました」と言われます。

経験から来る気遣い、ありがたいです。

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床以外の自然素材も、乾いた状態の家だけに、木の香りがしてとっても気持ちがいいです。だから主人のお母さんも気分よく寝てくださるのだと思います。

私が夜勤のある身だけにお母さんの手伝いはとっても助かっています。感謝、感謝です。

『低体温症には、床温度が大きく関係している』このような新聞記事を見ました。足元の冷えは体温維持にとっても大事だそうです。

足元の冷えが体の芯を冷やし、結果免疫力を下げるのだそうです。

病気から身を護る最後の砦は自己免疫力ですものね。ですから体の芯を冷やさない床の暖かさ、大事ですね。

その床下温度も測定し、記録しているアリア建築工房様。

床下環境はとっても大事だと言われます。

私は看護師、夜勤も・・・

私は看護師。夜勤もあります。

その夜勤から帰って来て、即寝られる寒さのない家は最高です。

布団も冷たくありません。

さらに、このようなありがたいことが。

それは私が夜勤の時、主人が家すべての面倒みてくれています。主人は「以前の一戸建てから比べると、今は天国のような暮らしだな」と言います。子供の面倒・気配りがグンと減ったからです。

さらに嬉しいことが。それは長男のアレルギーが、今では出て来なくなりました。それだけでもこの家を建てた甲斐がありました。

今では誰一人薬が要らない生活に変わりました。

カゼをひいた、熱が出たなどあれほど病院へ行っていたことが今では考えられません。

戸建て住宅の時は、長男・次男が小さく、三番目の娘が生まれたばかりでした。授乳からおむつ替え、日々がとても忙しく、その当時のことはあまり覚えていません。

そして借りたこの家は冬の寒さが一番の難題。壁は土壁。その壁と柱の隙間から外の明かりが見え、冷気も入って来ます。

ガス・灯油・電気を使って、いくら暖めても家は温くはなりません。光熱費の最高は月58,000円の時もありました。

それなのに極めて悪い家。そこで家族5人は一部屋に集まり、まるで包まるようにして寝ていたのです。

そして幾度かの病院通い。今では考えられない日々を送っていたのです。

その当時の家からすれば、光熱費は大幅に少なく、しかも全室・24時間、その暮らしやすい住環境があるのです。その相乗効果は3倍以上かと思います。

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寒い朝も”スッ”と起きられる

京都には、京都特有の底冷え込みの寒さがあります。そんな時、毎朝感謝するのがこの家の暖かさです。

前の家では、「さぁ~起きようか。でも、もう少し布団の中に…」なんて朝起きるのが大変でした。

それが今では何の抵抗感もなく‟スッ”と起きられます。着替え衣装も冷たくないです。

室温まで温もっていて、今までの家のような服を暖房器具で温めてから着るってことがないのです。また、あれほど使っていた暖房器具は、今では一切何もありません。

電気ストーブも石油ストーブも使ってはいません。今は、廊下にある2台の蓄熱ストーブだけです。それで家中どこも暖かいのです。

一番うれしい洗濯物の室内干し

主婦業で、とっても大変なのが日々5人分の洗濯物。それがこの家では年中室内干しが叶うのです。

自慢ではないですが、洗濯物は一度も外に干したことがありません。

 

隣の奥さんからは「冬場・梅雨時の洗濯物困りません?それにしても、あなたの家では、そもそも外での洗濯物を見たことがないのですが、どうされています?」と、この人だけでなく、このようにご近所の皆さんから尋ねられることがしばしばあります。

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主人は、「どんな干し方であっても洗濯物が乾く家。これは大助かりだな。風呂上がり、またそれを着ればいいし、超便利!」とも言います。また雨降りなどで濡れた雨合羽・衣服・靴などは、蓄熱ストーブの近くに置いておけば翌朝には乾いています。

ジーパンも芯から‟カラッ”と乾いています。厄介、うっとうしいと思っていたことが、この家では超カンタンに解決できます。

マスクをした家

洗濯物の室内干しに、さらに特典。

それは、この家には24時間換気装置に花粉・黄砂・PM2.5などを取り除いてくれるフィルターが備わっています。

洗濯物に付いたそれらは、いくら叩いても8割以上が残っているそうです。

この家なら、それらの外気の影響もなし。

さらに、にわか雨・強風も気になりません。以前の家で使っていた洗濯乾燥機も、この家では不要。

この家には普通で要ると思うものが、要らないことが多いです。

玄関で寝てくれた主人

主人は、ある日インフルエンザにかかりました。なんと、その日から玄関で寝てくれたのです。夏布団に毛布一枚で。

「家族に感染させたくない!」との想いから、家族から一番遠い所で寝てくれたのです。この家には、給気口と排気口が備わった24時間換気装置があります。

主人が寝た玄関廊下の天井には排気口があります。

インフルエンザ菌が少しでも他のところには行かないで、排気口から出て行ってくれればと主人は考えたようです。

​空気の入り口と出口があり、室内空気のごちゃ混ぜを防ぐ設備があることで、これまでの家のように家族の誰かが風邪をひくと、いつしか家族の全員に感染するということはなくなりました。

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カビの心配がいらない

前の家ではあれほど生えていたカビが、この家では一度も見たことがありません。

タンスにはショウノウも使っていません。

革製品も毛皮も、何の手入れもなく仕舞っておけます。

黄ばみ・シミなど起きません。

一番驚いたことは住んでから今まで浴室にもカビが生えていないということです。

浴室のお掃除はとっても楽です。

うちは男が三人。

これまでの家では、どうしてもその汗臭さがありました。

でもこの家では、その臭いが気にならないのです。

これもこの家の自慢できるところです。押入れ・床下・階段下の物置・下駄箱などにもカビがは、どこにも生えません。

室内湿度60%以下って、いろんな素晴らしい効果を発揮してくれます。

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うちの音がお隣に聞こえていない?

ご近所の集まりがあった時、老夫婦から「お宅のお子さんはおとなしい、いい子ばかりのようですね!」と言われました。
私は「???」です。
子供の声がお隣には聞こえていないようなのです。

そしてこんなことが。それはご近所の集まりの時のことです。
我が家の子供も他の子供と同じく、みんなが揃うとおとなしくはありません。とっても賑やかです。

すると老夫婦は「ありゃ~、お宅のお子さんも・・・にぎやかですね(苦笑)。でも、どうして声が聞こえて来ないの?」と不思議がられていました。
以前住んでいたアパートのような困った音問題、この家にはありません。

温度・湿度の管理ができる家

大事なことは、温度・湿度計を見る習慣付けだと主人が言います。「特に湿度を見ろ」といいます。

 

ウイルス・細菌・カビ・ダニなどの繁殖を抑えるコツは室内湿度が40%~60%。

最悪でも60%以下を保つ。

主人は「そうだな~49%ぐらいから52%ぐらいが一番いいかな!?」とも言います。蒸し暑さを感じるときは、換気装置に備わっている除湿機能(リフレア)を使い湿度を下げるよう言われました。

 

ON・OFF、強・中・弱の切り替えができ、快適湿度が保てるのです。梅雨に入れば、まず‟弱”から使い始めます。

 

さらに梅雨・夏場は湿度が低ければ室温少々高めでも十分暮らせます。この除湿機能は優れていて、除湿時、普通のエアコンのように冷えないのです。

冷えない除湿機能だそうで、冷え性の私は大いに助かっています。

ですからこの家は、京都でも京都特有の蒸し暑さがない家だと少し自慢できます。

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温度については、「年間を通して20℃~28℃ぐらいを目安にしろ」と主人は言います。

さらに「夏に向かっては春先のヒンヤリ感をうまく使い、家が暑くならないようにする。除湿から使い始めて、それでも暑く感じるようになれば冷房を使う。

寒さ対策については、夏の終わりが見え始めた頃、そこにある夏の温度を下げないように暖房を使い始める使う」と言いま
す。

熱を保ちやすい家。

その特徴をうまく利用する暮らし方だそうです。

資産価値の高い家

「家を建てたい!」と言った時、私達夫婦は30歳になったばかり。
周りの人達は「それはいいけど・・・本当に大丈夫なの?」など、いろんな心配の声がありました。

銀行も当初、「んん~」という態度。そこでアリア建築工房様から聞いていた外断熱・二重通気工法と、この家の特徴を説明しました。すると無理だと思っていた借り入れ額がOK。

主人は、「銀行は、より確かな品質であるかどうかを判断していると思う。
そこで伝えることは、床下が乾いた状態が続くこと。さらにシロアリが入りたくても、入れないシロアリ対策が取られていること。すると家が長持ちする。これが大きくものを言ったのではないかと思う」と言っていました。

資産価値・・・私の父からも聞いていました。

父は毎朝、床下の温度・湿度から家中、そして外気まで測定しています。その中でも一番大事なのは床下環境と言います。どんなに立派な建物でも、足元が腐れば家は終わりだからですね。

それらの説明から、銀行も、周りの人達も、理解くださったものと思います。普通、家は10年もすれば資産価値が半減。
15年もすれば土地代のみと言われていると聞きました。

でもこの家は、そうではないのです。
それは私の実家を見ても、他の家とは違っていることがわかります。実家は18年経っていますが、床下などどこにも腐りなどありません。
床下点検口を開けた時、まだ木の香りがしています。

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さらに家の汚れも、家の傷み方もビックリするほどありません。

私の家も丸4年ですが、あれほど‟やんちゃ”な子供がいるのに、小さな傷が目に付く程度で家の傷みはほとんどありません。
資産価値が高い家・・・これが大きな決め手になりました。

実際に住んでみて、確かに病気になりにくい家であることがわかります。
また、家族がインフルエンザなどの病気かかっても家族にうつることなく早く治る家なんですね。

病気の原因を減らした家だから、それが叶うのだと思います。

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